資産運用の種類と特徴
資産運用をはじめるには、商品知識も必要です。
そこで今回は、一般的にリスクが低いと考えられる商品を2つご紹介します。
円預金
円預金は、最も身近な金融商品といえますね。
元本が保証されており、万が一銀行が破綻した場合にも、預金保険制度によって一定の補償が受けられる安全性が高い商品です。
大きく分けると普通預金と定期預金の2つがあり、普通預金は預入期間が定められておらず、いつでも入出金できます。
一方の定期預金は、預入期間が定められており、満期前の出金は原則できませんが、その分、普通預金よりも金利が高いという傾向があります。
債券
債券とは、国や企業などがお金を集めるときに発行する証券のことです。
国が発行するものを国債、企業が発行するものを社債と呼びます。
発行者によって利息と元本の支払いが約束されているため、安定した収益を得やすいです。
イメージは定期預金に近いものですが、債券にはペイオフのような、発行者の破綻に備える補償がありません。
その分、債券の金利は預金より高い場合が多く、一般的に発行者の破綻リスクが高く、また満期までの年限が長ければ長いほど、金利は高くなります。
ただし、債券によっては当てはまらないケースもあるので注意が必要です。
外国の通貨を利用した外国債券では、為替を考慮する必要もあります。
他にも、生命保険や外資預金などもあります。
自身に合った資産運用の方法を見つけましょう。